つしま記念学園学園コラム|日本福祉リハビリテーション学院海外で活躍する日福リハ生 〜ネパール報告Vol.2〜

日本福祉リハビリテーション学院 コラム

07月10日

海外で活躍する日福リハ生 〜ネパール報告Vol.2〜

こんにちは。
ネパール、カトマンズでは雨の少ない日が続いていましたが、ここ一週間ほど毎日雨が降り、空も曇っていて薄暗いことが多く、完全に雨期に入ったと感じます。

ネパールの電力は水力発電のため、電気の供給のために雨量は重要なポイントです。そのため雨の降らない乾期(11月〜3月)には計画停電の時間が多く、ひどい時には一日に16時間もあったほどです。一日の半分以上停電・・・。暇でしたが、キャンドルで過ごす夜も悪くなく、いつもキャンドルナイトを満喫していました。今では雨期に入り停電時間も一日2〜4時間と幸せな日々が続いています。

今回は私が配属されているカトマンズ・モデル病院の概要などお知らせしたいと思います。
モデル病院は旧王宮から南へ1kmほどの首都中心部に位置しています。NGO(phectNEPAL)が運営する総合病院で病床数は125床。診療科は外科、内科、神経外科、小児科、整形外科、神経科、産婦人科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科がある総合病院です。もともとあるICUに加え、NICUを設置しようと準備中で、近々同期で他院のNICUに配属されている看護師隊員が簡単なレクチャーをしに来てくれるところです。医師常勤40名、非常勤36名、看護師92名、コメディカル約30名、管理部12名。外来患者数は1日約300名程度です。
私が活動中の理学療法部には現在、理学療法士(4年制大学卒、3年制専門学校卒)4人、アシスタントPT1人、助手さん1人の計6名が働いています。みんなとても若い!助手さん以外はみんな19~25歳。経験年数も責任者でも2年目。なので、日本にいたときは大先輩に引っ張っていってもらっていた私は、こんな若い人たちが年配の医師に混ざって部門を引っ張ってゆくのは大変なことも多いだろうと思います。
実際の診療場面では来た患者さんの疾患名を見て、評価もせずに物理療法やエクササイスへと入っていくことがとても多く、現地スタッフの理学療法に対する意識が私と違うなと感じることが多くありました。医師から言われたことだけをするのは理学療法士ではないと私は思います。患者さんとのかかわりの中で多忙な医師では見つけられないより細かい原因を見つけていくことが重要です。そのためには評価といって、いくつもある検査の中から必要なものを選んで実施し、結果からそれぞれの検査を照らし合わせて患者さん一人一人の障害が起きている原因は何か?を探らなければなりません。決して疾患名(病名)だけでは、予想はできても判断できないと思います。

モデル病院の理学療法部門は医師の診察を終えた新規の患者さんであふれることも少なくありません。評価をする時間が十分にない時もあるのです。経験の少ないセラピストが十分な評価を行い、その結果患者さんに適切な治療ができるようにするため、その時間を確保してあげることも必要だと思いました。

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